男女ユニット「AAA」の與（あたえ）真司郎（35）が21日、都内で行われた美容誌「美的」最大級のイベント「あいたい美的」に出席。2カ月の一人旅で見つけた生き方と内面の美しさについて語った。旅から帰国後、初のリアルイベント参加となった。
昨年7月に開催されたファンミーティングで同性愛者であることを告白した與。勇気を出したカミングアウトから1年。「コンサートをしてもたくさんの方が来てくれた。メディアの方も声をかけてくれる。本当にありがたい」と現在の心境を語った。
今年6月からは米国・LAの自宅を引き払い、2カ月間の世界一人旅に出発し、約2週間前に帰国。久々の休暇でアクティビティーを満喫し、「焼けました」と苦笑いも「めちゃくちゃ良かった」と振り返った與。今まで触れていなかった文化や思想を体感。「ヨーロッパの人は考え方が違う。本当に面白い」と日本や米国生活では出会わなかった人との交流で新たな発見があったという。
現地の人の明るい性格が印象的で、「人生を楽しむことにフォーカスしている」人が多かったという。自身を取り巻く環境の変化が、與の挑戦を後押ししている。
約9年間の米国生活で「アメリカはもう良いかな」と新たな挑戦も模索中。「日本と海外を行ったり来たりするのが自分の性格にあう」と自分を最大限に表現できる道を見つけていて「ヨーロッパに住みたいな」と想像を巡らせていた。