◇明治安田J1リーグ第31節 浦和0―2FC東京(2024年9月21日 埼玉)
浦和はホームでFC東京と対戦し0―2で敗れた。スコルジャ体制2連勝発進とはならなかった。
マチェイ・スコルジャ監督は、埼スタでは昨年11月の福岡戦以来の指揮を執った。復帰したMF原口元気が2試合連続ベンチ入り。MF長沼洋一は8月の町田戦以来のメンバー入りとなった。
試合は前半6分、MF関根貴大のパスに反応したMF渡辺凌磨がシュートを放つも、枠を捉えきれなかった。試合が動いたのは直後の同9分。DF井上黎生人が蹴ったボールが自陣ゴールに入ってしまいオウンゴール。GK西川周作も反応できず、思わぬ形で先制を許した。
同14分には相手の頭で合わせたボールがDF石原広教の手に当たり、ハンドの判定。その後、PKを決められた。同27分からFWブライアン・リンセンに代わってFWチアゴ・サンタナが出場も得点を奪えず、前半を0―2で折り返した。
後半16分から原口がトップ下で出場。埼スタでは14年6月1日ナビスコ杯の名古屋戦以来3765日ぶりのピッチに立った。前節・G大阪戦はボランチで復帰後初出場を果たしたが、望んでいた攻撃的な位置でプレー。「ドリブルでチャンスをつくったりとか、そういったプレーをJリーグでしたい」と語っていた通り攻めのプレーを見せたが、無得点で6月以来の連勝を逃した。