サッカーのU―20女子W杯コロンビア大会は22日(日本時間23日午前6時)に決勝が行われ、日本は2大会ぶりの優勝を懸けて北朝鮮と対戦する。21日の前日会見に出席した狩野倫久監督(48)は「優勝を目指してやってきた。決勝という舞台でも変わりなく、我々はチャレンジャーとして一つ一つのプレーに対して集中して取り組みたい。その結果、勝利できると信じている」と意気込みを語った。
今大会の北朝鮮は6戦計24得点。抜群の破壊力がある。指揮官は「素晴らしい攻撃力があると感じている。それと同時に我々も臨機応変に対応できる選手たちなので、ピッチの中でしっかりと対応してくれると思う」。組織的な守備で迎え撃つ構えだ。
リベンジの舞台になる。3月のU―20女子アジア杯で2戦2敗と苦杯をなめた。会見に出席したMF林愛花(20=米サンタクララ大)は「悔しい思いをW杯の決勝で晴らせる機会があるのは光栄なこと」とイレブンの思いを代弁した。
「チーム一丸となって気持ちも高まっているので、全員で楽しみながら、チャレンジャーとして全力で戦うのみだと思う」。三度目の正直で世界一を奪還する。