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大谷翔平 5戦連続安打もチーム痛恨黒星 残り7試合で優勝M消滅 25日から2位パドレスと3連戦

スポニチアネックス 2024年9月22日 13時5分

 ◇ナ・リーグ ドジャース3-6ロッキーズ(2024年9月20日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、3打数1安打1盗塁だった。ナ・リーグ西地区首位のチームも接戦を落として連勝が3でストップ。2位パドレスが勝利したため3ゲーム差に迫られ、点灯していた優勝マジック5が消滅した。パドレスとは24日(同25日)から本拠で直接対決3連戦を行う。

 ドジャースは先発ビューラーが初回1死二、三塁から自らの野選で先制点を与えると、2回も2死一、二塁から適時二塁打で2点目を失った。3回に打線が大谷が四球で出塁した後にベッツが1点差に迫る2ラン。4回にはフェドゥシアが適時打を放って追いついた。しかし、5回にビューラーがソロを被弾して1点を勝ち越され、その裏の攻撃は2死満塁の好機を演出したが、ラックスが空振り三振に倒れた。

 3―4の6回1死一塁で迎えた大谷の第4打席は左腕ペラルタとの対戦。この打席は初球のカーブがすっぽ抜けて大谷の右肘に直撃した。エルボーガードをしていたため、大谷は何事もなかったように一塁へ歩いたが、場内のファンからは大ブーイングが発生した。ここでロッキーズは3番手右腕ボドニクにスイッチ。次打者ベッツが併殺打に打ち取られて得点は奪えなかった。

 3―4の9回に4番手右腕ハドソンがブラックマンに痛恨のダメ押し2ランを被弾した。3―6で迎えた9回の大谷の第5打席。右腕ハルバーセンの外角のボール気味の速球を捉え、左中間に落とした。さらに二盗に成功して53盗塁目に成功とチームをけん引した。これでイチロー、松井稼頭央に並ぶ今季3度目の日本選手最多タイの4試合連続盗塁をマークした。その後、2死満塁まで攻め立てたが、最後はマンシーが空振り三振に倒れて追い上げはここまでだった。

 毎週土曜日のホーム開催で着用するシティーコネクトジャージー試合は今季ここまで5勝1敗。大谷もこの日の試合前まで16打数6安打、打率.375、3本塁打6打点と相性の良さを見せていたが、大谷は単打1本のみで、チームも痛恨の黒星を喫した。

 23日(同24日)のロッキーズ戦は山本由伸が右肩腱板損傷から復帰後3試合目の先発。1日のオフを挟み、24日(同25日)からパドレスと地区優勝をかけて大一番を戦う。大谷は驚異の30連続盗塁成功で、残り7試合で53盗塁。イチローがメジャー1年目の2001年にマークした日本選手最多56盗塁の更新も視野に入ってきた。

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