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巨人が痛恨連敗!阪神と1差に 拙攻に次ぐ拙攻で球団ワースト19度目零敗 菅野1失点完投も3敗目

スポニチアネックス 2024年9月22日 20時37分

 ◇セ・リーグ 巨人0―1阪神(2024年9月22日 甲子園)

 巨人は敵地・甲子園で行われた2位・阪神との直接対決2連戦初戦に敗れて2連敗。阪神に1ゲーム差に迫られた。巨人は今季21度目の無得点試合で、球団ワーストを更新する19度目の零敗。

 再三にわたって走者を塁に出しながら、あと一打が出なかった。

 まずは初回だ。相手先発右腕・才木から35歳の1番・丸が2球目を右翼線二塁打し、いきなり無死二塁と先制チャンス。2番を打つ19歳の浅野は初球から送りバントの構えを見せた。

 だが、3球目をバントした打球は投手前に転がり、二走・丸が二、三塁間に挟まれた末にタッチアウト。挟殺プレーの間に打者走者の浅野は一気に二塁を狙ったが、こちらも塁上でタッチアウトとなり、併殺成立でチャンスをつぶした。

 2回には先頭の4番・岡本和が2球目を左前打して12試合連続安打をマーク。40日ぶりスタメンで5番に入った39歳の長野も2球目を右前打と“難敵”才木からこの回も無死一、二塁の先制機を築いた。

 だが、6番・坂本が2球目を打って中飛、7番・門脇が初球を打って左飛、8番・小林が3球目を打って二ゴロ。岡本和は二塁、長野は一塁に釘付けとなったままこの回を終了した。

 3回に菅野が先制を許し、0―1で迎えた4回には吉川と長野の安打などで1死一、三塁と同点機を築いたが、坂本、門脇が連続凡打で無得点。

 6回には浅野の左中間二塁打、吉川と岡本和の連続四球で無死満塁としたが、長野が初球を打って投飛、坂本が2球目を打って二飛、門脇の代打・大城卓も初球を打って中飛に倒れて1点も奪えなかった。

 7回には先頭の小林に代打・モンテスが出されたが、三振。菅野の代打としてオコエが準備していたが、そのまま打席に入った菅野は自ら中前打を放つと、ベース上で笑顔を見せながら両手を振り上げてベンチをあおったが、後続なくこの回も無得点のまま。

 その裏から今季初めて大城卓とバッテリーを組んだ菅野は3者凡退。だが、相手マウンドが2番手右腕・ゲラに代わった8回も味方打線は3者凡退。9回も相手守護神・岩崎に無得点に封じられた。

 先発右腕・菅野は8回で125球を投げ、7安打1失点で完投するも打線の援護に恵まれず、両リーグ単独トップの15勝目ならず。7月14日のDeNA戦(東京D)以来70日&10試合ぶり、後半戦初黒星となる今季3敗目を喫した。菅野の連勝は7で、開幕から続いていたビジターでの連勝も10で止まった。

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