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巨人・長野久義も無念 得意の阪神戦で5番抜擢 40日ぶりスタメンで2打席連続安打も無死満塁で投飛

スポニチアネックス 2024年9月22日 21時43分

 ◇セ・リーグ 巨人0―1阪神(2024年9月22日 甲子園)

 巨人の長野久義外野手(39)が22日の阪神戦(甲子園)で「5番・左翼」に入り、40日ぶりに先発出場。相手先発右腕・才木から1、2打席目に連続安打を放ったが、無死満塁で入った6回の第3打席では初球でバットを折られて投飛に倒れるなど無念の結果となった。

 長野の先発出場は8月13日の阪神戦(東京D)以来40日ぶりで、クリーンアップに入るのは5月26日の阪神戦(甲子園)以来119日ぶり、今季4度目。

 今季クリーンアップを務めたのはいずれも阪神戦で3月31日(東京D)が3番、5月24、26日(甲子園)が5番。試合前の時点で長野の今季打率は.241だったが、阪神戦は同じく.333、甲子園では.375、才木との通算対戦成績は.304といずれも結果を残しており、相性を買われてのスタメン抜てきとなった。

 その思いに応えるように、2回には2球目を打って左前打で出塁した先頭の4番・岡本和を追うように同じく2球目を打って右前打とし、連打で無死一、二塁。先制のチャンスを築いた。

 だが、6番・坂本が2球目を打って中飛、7番・門脇が初球を打って左飛、8番・小林が3球目を打って二ゴロ。岡本和は二塁、長野は一塁に釘付けとなったままこの回を終了した。

 3回に菅野が先制を許し、0―1で迎えた4回には先頭の3番・吉川が左前打で出塁し、1死後、長野がフルカウントから中前打を放ってランエンドヒットも決まって1死一、三塁。だが、この同点機にも坂本、門脇が連続凡打で無得点に終わり、好投を続ける菅野を援護することができなかった。

 最大のチャンスは6回だった。先頭の2番・浅野が左中間二塁打で出塁。吉川と岡本和の連続四球で無死満塁となり、ここで2打数2安打の長野が第3打席へ。巨人ファンのボルテージも上がったが、長野は初球の内角高め149キロ直球に詰まってバットを折られ、インフィールドフライが宣告されて投飛。坂本が2球目を打って二飛、門脇の代打・大城卓も初球を打って中飛に倒れて1点も奪えなかった。

 0―1のまま迎えた8回には相手マウンドが2番手右腕・ゲラに代わったが、吉川、岡本和が倒れて2死走者なし。昨年8月10日の阪神戦(東京D)以来となる猛打賞の期待がかかった長野だったが、フルカウントからの7球目、低めのスライダーに空振り三振を喫して悔しい結果に終わった。

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