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長かった…C大阪が連敗4でストップ 2ゴールで今季20得点到達のFWレオ・セアラも涙

スポニチアネックス 2024年9月23日 0時5分

 ◇明治安田J1リーグ第31節 C大阪2―1湘南(2024年9月22日 レモンガススタジアム平塚)

 長い、長いトンネルを抜けた。C大阪が湘南に逆転勝利を収め連敗を4でストップ。6月30日の名古屋戦(ヨドコウ)以来の白星は、リーグ戦では2022年7月16日のG大阪戦(パナスタ)以来、実に2年ぶりの逆転勝利となった。

 頼れるのはやはりこの男だった。FWレオ・セアラが2ゴールでリーグ最速、自身初の20得点の大台に到達。0―1の前半21分、MFルーカス・フェルナンデスが敵陣右サイドで相手のミスを見逃さずボールを奪い、ペナルティーエリア内に進入。背番号9がマイナスのクロスに合わせ、右足で同点ゴールを決めた。

 キャプテンマークを巻く助っ人はゴール後もすぐにボールを取ってセンターサークルへ戻すと、その3分後にはMF田中駿汰の裏へのロングボールをうまく拾い、またしても右足で決勝弾。後半は湘南の猛攻をしのぎ切った。

 久々の勝利の味を問われたセアラは天を仰ぎ、大きく息をつくと、目に涙をためながら「2ゴール決めることができて、何よりも勝利できて本当にうれしい。(調子が)悪い中でもずっと応援してくれたサポーターの皆さんに捧げたい」と万感の言葉。シーズンは残り7試合。得点王も視界に入るが「勝利が何よりも大事。調子を上げられるように頑張っていきたい」とキッパリと話した。

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