◇ウエスタン・リーグ 阪神-ソフトバンク(2024年9月24日 鳴尾浜)
今季限りで現役を引退する阪神・秋山拓巳投手(33)が、引退試合に先発した。
同僚の前川、石井、浜地、桐敷、島本、岩崎、村上、高橋らが見守る中、プロ15年間を締めくくるラストマウンドに上がった。
秋山は1番・ダウンズをカウント1―2から三ゴロに抑える幸先の良いスタート。2番・三森には初球を右二塁打されるも、3番・笹川はカウント1―2から一ゴロに斬り、打席には4番・リチャード。カウント2―2から直球勝負を挑むも、“代名詞”とも言える外角の136キロを左中間スタンドへ運ばれた。
続く5番・石塚はカウント1ボールから中飛。降板の際、同い年の岩貞から花束を贈られ、スタンドに一礼後、ベンチへと下がった。