23日に就任1年目でチーム4年ぶりのリーグ制覇を果たしたソフトバンク・小久保裕紀監督が、体調不良のために8月27日のオリックス戦(みずほペイペイドーム)から欠場が続く井出竜也外野守備走塁兼作戦コーチについて言及した。
「井出コーチにも報告しようと思っています。一番最後まで戦いたかったのは彼だと思う」
三塁ベースコーチを務めていた井出コーチに代わり、一塁ベースコーチを務めていた本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチが三塁へ回り、村松有人打撃コーチが外野守備走塁コーチと兼務で一塁ベースコーチを務めるなど、全員で埋めた。指揮官は支えてくれたコーチ陣に対し「今年コーチの人にテーブルの上に決断する材料を出してくれて、打順の提案だったり、入れ替えであったり。その日のシュミレーション、投手の状態。コーチの人が頑張ってくれた。僕は最後に橋を倒すだけだった。理想の環境だった」と感謝の言葉をつないだ。
小久保監督は24日午後、新幹線で博多駅へ凱旋。この日のオフは「頭刈り(散髪)にいったり、体のメンテナンスもたまたまた入っていた」とつかの間の休息をとる予定だ。