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宮沢博行氏 自民総裁選“顔選び”の国会議員に呼びかけ「欲望仕方ないけど…最後は政策で選んで」

スポニチアネックス 2024年9月24日 19時7分

 元衆院議員の宮沢博行氏(49)が22日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜深夜)に生出演し、27日に投開票される自民党総裁選の投票について、投票権を持つ国会議員に呼びかけた。

 選挙戦は終盤戦を迎え、元日本テレビで政治ジャーナリストの青山和弘氏は「残りの6人の方も一生懸命にやってらっしゃる中、申し訳ないんですけど、3人に事実上絞られてきている」と現状を分析。小泉進次郎元環境相(43)高市早苗経済安保担当相(63)石破茂元幹事長(67)の3人を挙げた。

 そんな中、裏で起きているのが、見込みの薄い候補から票を引きはがす作戦だという。「2人しか決選残れませんから、誰が残るのかという勝負になる」と説明。「“残りの6人のところから決選にうちを残らせてくれ。それがあなたのためになるんだ”と、大臣ポストちらつかせたり。“他の人になっていいのか?高市さんになって本当になっていいのか?小泉さんになっていいのか?石破さんになっていいのか?”と。“だったら決選投票にうちを残らせてくれ”という引きはがし合戦が、本当に今、活発化している状況です」と、内情を暴露した。こうした動きに、宮沢氏は「これが現実だと思いますね」とコメントした。

 投票は1回目が党員票368、国会議員票368で実施。1回目で過半数に届く候補が出なかった場合は、国会議員368票と、都道府県連票47票の多数決で次期総裁が決定する。宮沢氏は「今回、党員さんがきちんと政策で判断している感じがして、議員の方は顔選びというか、ポピュリズムだなと思っていた」と、投票内容を分析した。

 そんな中で耳に入った引きはがし作戦に、宮崎氏は「ここにきてポストがとか…」と失望感を口に。「人間だからいろんな弱いところ、欲望とかがあるのは仕方ないかもしれないけど、最後は政策で選んで欲しいな」と願うように話していた。その上で「国民不在でやったら、自民党は国民から見放されますよ。私はそう思います」と警鐘を鳴らした。

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