政治ジャーナリストの田崎史郎氏が25日放送のニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか！」（月～木曜後3・30）に出演し、27日に投開票される自民党総裁選の投票について言及した。
選挙戦は終盤戦を迎え、パーソナリティーの辛坊治郎氏から報道各社による次期総裁を問う世論調査の信ぴょう性について「読売新聞と日本テレビの世論調査では小泉（進次郎）さんの数字が異常に低いんですよ。それがどの程度信用できるのか」と問われる場面があった。
これに田崎氏はまず「自民党の議員に聞くと党員の間で1番名前を聞くのは高市（早苗）さんだと。そして石破（茂元）さんだと。あるいはその逆を言う人もいるけど小泉さんがちょっと弱いという話は聞くんで。党員投票における1位2位は石破、高市ではないかと思う」と予想。
しかし「わからないのは石破・高市さんと小泉さんの票差が読売新聞の調査だと30数票、日テレ調査では50数票なんですね。これかなり違う。30数票の差だったら小泉さんが議員票を上乗せすれば頑張れる感じ」と各社の調査に票差があると説明した。
その上で、ばらつきがあるのは「党員党友名簿を読売新聞と日本テレビが別々に入手している」と前置きし「どういう方法で党員党友名簿を入手できたかわからないけど、これ（世論調査は）3年前にもやっていて、3年前の調査結果と実際の選挙結果を比べると読売新聞は10票前後しか違わない。だから（読売新聞の世論調査は）信ぴょう性が高いと思う」と分析。
続けて「ただ読売調査が10日前で日テレ調査が5日前とわりと直近なのでその間に情勢変化があったかもしれない」とも語っていた。