サッカーの元フランス代表DFラファエル・バラン(31)が25日、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。今季セリエAに昇格したコモに加入したが、公式戦初出場だった8月11日のイタリア杯1回戦サンプドリア戦で膝を負傷して離脱していた。
Rマドリードで4度の欧州チャンピオンズリーグ優勝に貢献したバランはフランス代表でもW杯に3回出場して18年ロシア大会優勝を支え、国際Aマッチ93試合に出場。21年にRマドリードからマンチェスターUに移籍し、昨季限りで退団していた。
バランはインスタグラムで「山あり谷ありの競技人生だったが、ウェンブリーでトロフィーを獲得した試合を最後に引退する時がやってきた」と昨季マンチェスターUで達成したFA杯優勝に言及。「後悔はない。夢見たよりも多くのものを勝ち取った」と続けた。
今後はコモに残ってピッチ外からチームをサポートしていくという。