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失速の鹿島…天皇杯は8強敗退 ポポヴィッチ監督「全ては前半、我々らしさを出せなかったこと」

スポニチアネックス 2024年9月25日 22時27分

 ◇天皇杯準々決勝 鹿島 0―3 神戸(2024年9月25日 ノエスタ)

 鹿島は敵地で神戸に0―3で完敗し、2年ぶりの4強入りを逃した。前半15分に守備の隙を突かれて先制を許し、終盤に失点を重ねた。ポポヴィッチ監督は低調だった前半を敗因に挙げ、「全ては前半、我々らしさを出せなかったこと。試合の大部分を決めてしまった」と総括。「慌てて蹴り出し、ロングボール一辺倒になった。ピッチの影響なのか、違ったところに要因があったのか…我々らしさを出せなかったのはサポーターの皆さんに申し訳ない」と語った。

 直近のリーグ戦から先発総入れ替えの神戸とは対照的に、「現状のベストメンバー」で臨んだ。だが夏場以降の失速は顕著で、この日もプレーに精彩を欠いた。ルヴァン杯は3回戦で敗退。今季の残すタイトルは4位につけるリーグ戦のみとなった。次戦の湘南戦は中2日の28日に迫る。指揮官は「自分たちの良さを発揮できない要因は一つではない。一番重要なのは、結果出ないから疑心暗鬼になること。やるべきことをしっかり持ちながら微調整するのが肝心」と懸命に前を向いた。

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