◇東都大学野球 第2週第2日 中大7―2東農大(2024年9月26日 神宮)
93年秋以来に1部復帰を果たした東農大だが、開幕4連敗。31年ぶりの1部勝利はまたしてもお預けとなり、北口正光監督は「早く勝利インタビューを受けたいですね」と肩を落とした。
試合は初回、2死三塁から4番・菊地希内野手(4年=横浜隼人)が中前適時打を放ち今季初めて先取点を奪った。投げてはリーグ初先発の左腕・金井俊輔(1年=東農大三)が4回まで無安打投球を披露。しかし、5回に4安打を浴びるなど一挙4失点で逆転を許した。
ここまで4試合を戦い計20失点と投手陣が踏ん張れない展開が続き、「フォアボールやエラー絡みの失点が多い。1部の他のチームはそういうことがないですから」と指揮官。
次週は3季連続優勝中の王者・青学大との戦いとなるが「どれだけ勝ちパターンに持っていけるか。敵は相手じゃなく、自分たちのメンタルだと思っている」と前を向いた。