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日本ハム伊藤大海 最多勝たぐり寄せる14勝目「もっといい波にのって…」 5完投はあの大谷翔平以来 

スポニチアネックス 2024年9月26日 21時23分

 ◇パ・リーグ 日本ハム2―1楽天(2024年9月26日 エスコンF)

 日本ハムの伊藤大海投手(27)が26日の楽天戦(エスコンフィールド)で3試合連続の完投勝利。13勝で並んでいたソフトバンク有原航平投手(32)の勝ちが消え、伊藤がリーグ単独トップの14勝となった。残り登板試合は伊藤、有原ともに1試合と予想され、プロ4年目での初タイトルへ大きく前進した。

 9回9安打1失点。126球の熱投を終えた伊藤はチームをCS進出に導き「(CSが決まる一戦に)こういうシーズ好きなので意気に感じてマウンドに上がった」と笑顔を浮かべた。これで今季5度目の完投勝利(4完封)。日本ハムのシーズン完投5度以上は15年大谷翔平(5度)以来9年ぶりとなった。

 バットで援護してくれたのはレイエスと清宮。「モーレ(レイエス)は僕の試合で7本目。昨年のファンフェスで幸太郎が僕の試合で打つと公言してくれた。それを実行してくれた」と、喜んだ。

 勝利の瞬間、ベンチを飛び出してド派手なガッツポーズの新庄監督と抱き合って喜びを分かち合った。指揮官の伊藤への期待の大きさが分かるシーンだ。

 この日は13勝で並んでいたソフトバンクの有原航平が白星を挙げられなかった。伊藤、有原ともに残り登板は1試合と予想され、初の最多勝のタイトルへ大きく前進した。伊藤は「チームは航海の途中。もっともっといい波にのって突き進みたい」と前を向いた。

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