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泉房穂氏「告発内容は“うそ八百”ではなかったし告発者も亡くなっており県政も停滞…」斎藤知事に“怒り”

スポニチアネックス 2024年9月27日 9時53分

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(61)が27日までに自身のSNSを更新。兵庫県の斎藤元彦知事(46)が26日の記者会見で、失職して出直し選挙に挑むと表明したことについて言及した。

 斎藤氏は「結論から言いますと、不信任決議を受けて、議会を解散することはせず、30日付で失職をする、次期知事選に出直し選挙に臨ませていただくと決めました」と述べた。今後は50日以内に出直し知事選が行われる。

 同氏は自身の決断を最初に表明した後、超高級車センチュリーの解約、65歳以上のOB職員の関係先への天下り禁止、県立大学の授業料無償化、海外事務所の規模縮小など、この3年間での改革を次々にアピールした。

 泉氏は「告発内容は“うそ八百”ではなかったし、告発者も亡くなっており、県政も停滞を続けているというのに、自分に非はなく、自分に都合のいい声しか耳に入らないとは、そもそも知事になるべき方ではなかったように思う。こんな人物を知事に担いだ『維新』と『自民党』の責任も重い」と自身の見解をつづった。

◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目

(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任

(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い

(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた

(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った

(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた

(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた

(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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