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冨永愛、大河ドラマ初挑戦! 来年「べらぼう」大奥総取締役 昨年「大奥」の女将軍で話題「経験を生かす」

スポニチアネックス 2024年9月27日 16時2分

 NHKは27日、俳優の横浜流星(27)が主演する2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」に、女優・冨永愛(42)が出演すると発表した。冨永が大河ドラマに出演するのは初めて。大奥の最高権力者である大奥総取締・高岳(たかおか)を演じる。

 冨永が演じる大奥総取締・高岳は、田沼意次(渡辺謙)、松平武元(石坂浩二)と並び幕府の実権を握る大奥の最高権力者。賢丸(寺田心)の妹の種姫を10代将軍・家治(眞島秀和)の養女として迎え、家治の嫡男・家基(奥智哉)の正室とするよう画策するのだが…という役どころ。

 実は冨永は、昨年2期に渡り放送された同局ドラマ10「大奥」で時代劇に初挑戦したばかり。8代将軍・徳川吉宗を演じた縁があり、「『大奥』で、初めて時代劇に出演させていただき、素晴らしい経験をさせていただきましたので、また時代劇に出演できることをとても嬉しく思いました」と喜びいっぱい。「その経験を生かし、新たな役を私らしく演じたいと思います」と意気込み、「大奥総取締の高岳という人物は、歴史的記述にはあまり残っていない人物ですが、大奥という特殊な組織の中で、彼女がどのような思いで采配を振るい、何を目指していたのか、この『べらぼう』物語の中での高岳の生き様を是非楽しみにしていてください」と視聴者へ呼びかけた。

 同作は放送中の「光る君へ」に続く、大河ドラマ第64作。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に出したことで知られる“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の生涯を描く。紫式部を主人公とする「光る君へ」に続き、2作連続で合戦シーンはない、異色の大河となる。横浜はNHKドラマ初出演となり、脚本は17年の大河「おんな城主 直虎」を手掛けた森下佳子氏が担当する。

 主人公の蔦屋重三郎は江戸・吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れるも貸本屋から身を興し“江戸の出版王”となった人物。歌麿や北斎、山東京伝、曲亭馬琴、十返舎一九ら若き才能を見い出し、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いた。

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