男性3人組バンド「Omoinotake（オモイノタケ）」が、10月期の日本テレビ連続ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」（10月5日スタート、土曜後10・00）の主題歌を担当する。
ダブル主演の竜星涼（31）と八木莉可子（23）演じるきょうだいが、父の恨みを晴らすために特殊詐欺組織に潜入捜査する物語。「Omoinotake」は今作のために主題歌「ラストノート」を書き下ろした。
バンドは「台本を読ませていただき、主人公の2人の“人を欺きながらも助け合い生きる姿”を通して、人の持つ二面性について、想いを巡らせました。誰しもが少なからず、周りを、時には自分自身の本心を、欺瞞しながらも懸命に日々を生きていると思います。そんな心の裏側に、少しでも寄り添えたら」と楽曲制作にかけた思いを吐露。「嘘も本音も何もかも混ざり合い、いつか最後に残った香りが、本当の自分でありますように」と呼びかけた。
また主演の2人もコメントを寄せた。竜星は「高く澄みわたった歌声は、すべてを背負うこととなってしまった主人公たちの、切なくも、孤独と闘い生きている背中を、力強く後押ししてくれています」と曲の感想。八木も「初めて聴いた時、なんだかいろんな苦悩が見えた気がして、思わず泣きそうになりました」と印象を語った。
バンドは今年1月期にもTBS連続ドラマ「Eye Love You」で主題歌の「幾億光年」を手がけた。1月のリリースからロングヒット中で、累計でのストリーミング再生数がまもなく3億回に迫る勢いだ。今回の曲もドラマのヒットと共に世の中への広がりが注目される。