◇ナ・リーグ ドジャース7―2ドパドレス(2024年9月26日 ロサンゼルス)
ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠でのパドレス戦に逆転勝利。猛追する2位パドレスをかわしてレギュラーシーズンのホーム最終戦で3年連続ナ・リーグ西地区優勝を決めた。「2番・右翼」で先発出場したムーキー・ベッツ内野手(31)は7回に2点打を放ち、勝利に貢献した。
7回、スミスの2ランで同点とし、なおも1死一、二塁から大谷が右前に勝ち越し打。悪送球も誘ってさらに二、三塁にするとベッツが右前へ2点打を放ち、勝利を決定付けた。
3年連続となる地区優勝を決め、シャンパンファイトで勝利の美酒に酔いしれたベッツは大谷について「他のみんなと同じものを目にしているよ。明らかにsuper special(超特別)だ」と異次元の活躍をしていると称えた。
そして、大谷がプレーオフでどんな活躍をするかについて「知る術はないが、このシリーズ中にも垣間見えたことや、今季全体を振り返っても、とても良い結果だけを予想できる」とさらなる爆発を期待した。
その上で「ただ、彼だけではやり遂げられない。彼もまた私たちみんなの助けが必要だから、彼をしっかりと支えなければいけない」と大谷1人だけでは勝てないからこそ、チーム全体で助け合い、支え合いが必要とした。
また、今季のドジャースについて「超特別だ。超特別だ」と繰り返し「選手たちの間には愛があり、互いを真の意味で信じ合っている。今夜もリードを許し、(相手先発の)マスグローブは好投していたが、何かを起こせると信じ合っていた。そして、いつでも翔平が締めくくりを引き受けてくれる」とチーム全体でお互いがリスペクトしており、その上で中心に大谷がいると語った。