田中真紀子元外相（80）が27日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」（月～金後1・55）にリモート出演。自民党総裁選について言及した。
高市早苗氏と石破茂氏との決選投票が行われ、石破茂氏が新総裁に決まった。
石破氏の方が総選挙で勝てる、幅広く無党派層からも票がとれるという分析に「私も同感です。と同時に、選挙の顔というところもあるんでしょうけど、対野党ということを考えた場合でも高市先生は極端に発言をなされそう。心配なんじゃないでしょうか。石破先生は上手にはぐらかすかもしれないけれど、選挙的にもいいし、対外的にもいいだろう。高市さんははっきり言って、カラーがつきすぎているということは皆さんわかってるわけですから、そこでバランスをとったんだと思います」と指摘。
今回の総裁選について「石破先生もそうですけど、統一教会問題、裏金問題、全然はっきり言ってない。候補者で出るなら、どの方も安倍政治の総括、岸田さんの総括、何もやってないじゃないですか。いっぱい問題があった」と語気を強め、「特に岸田さんは、はじめに増税しますと言ったのに増税メガネって言われたら、とたんにやめますって言ったりね。軸が何もなくてブレてる。石破先生も発言を明確にしていただきたい。ユーモアもないし、楽しくもないけれど。それはしょうがない。明確にブレないでわかりやすく言ってほしい」と舌鋒鋭く注文をつけた。