フリーアナウンサーの有働由美子（55）が27日放送のニッポン放送「うどうのらじお」（金曜後3・30）に出演。27日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「虎に翼」への熱い思いを語った。
番組のオープニングトークで有働は「今日は朝から泣いちゃいましたね」と切り出すと、「虎に翼が今日最終回でしたけど…」と語り出した。
「虎に翼」は日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、女性法曹の開拓者となった主人公・寅子の生涯を通じ現代に通じる社会問題も取り上げた異色作。女優の伊藤沙莉が主人公を演じた。
有働は「朝ドラのヒロインって可愛くて、どんくさくて、そして何人かの男に愛される…。もー！みたいな。朝ドラのヒロインずるい！って私は言いますけど」と“私見”を語り、「今回は甘さとか緩さとかはなく、ストレートに法曹界を目指す自分の意思を貫き通すヒロインで。わきまえない女性がこんなにもかわいらしいものかっていう」とヒロイン・寅子に共感したことを明かした。
「それがあって今の世の中なんだなといろんな思いに包まれた最終回だった。昨日、袴田事件の判決があり、いろんなことは私たちに突きつけられている。毎朝考えさせられる素敵な朝ドラだった」と語った。