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川崎F退団のゴミスが会見 「思う形で貢献できていない歯がゆい思いがあった」

スポニチアネックス 2024年9月27日 19時47分

 サッカーのJ1川崎フロンターレ退団が決まった元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミス(39)が27日、ホームのU等々力で会見を行った。24日にクラブと双方合意の上で退団が発表されたストライカーは「川崎を離れるのは難しい決断だったが、ファミリーの一員として(不振の)責任を感じていた。スタートがあれば終わりがくる。自分の思う形で貢献できていないという歯がゆい思いがあった」と発言。ケガの影響などで6月16日の神戸戦を最後に出場機会がなく、チームも前節終了の時点で15位と苦戦が続く中で決断に至った心境を語った。

 昨年8月の加入からJ1通算では17試合に出場。ゴールは5月11日の札幌戦で記録した3得点にとどまった。しかし、日本での経験に関しては「Jリーグはとてもレベルが高い。選手はテクニックがあって戦術的にも切り替えが早い。練習でも日本人の勤勉性、学ぼうという姿勢を自分自身も学んだ」とポジティブに振り返った。

 今後に関しては「現時点で他のチームを探すことは考えていない。欧州に戻って家族と過ごしながら次のステップに進めたら」と明言を避けた。一方で「欧州に戻ってもフロンターレのことは積極的に伝え、クラブと接点を持っていけたら。素晴らしい将来を持った選手が数多くいる。そういう選手たちが欧州に行く流れを手伝っていけたら」と川崎Fと選手のサポートに意欲を示した。

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