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橋下徹氏 “派閥なき総裁選”で最も派閥的な動きをした人物に驚き「派閥解消だと言って自分が一番…」

スポニチアネックス 2024年9月27日 20時55分

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が27日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、この日投開票された自民党総裁選で、決選投票での票の動きに驚きを口にした。

 決選投票では、1回目の投票で1位だった高市早苗経済安保担当相(63)を石破茂元幹事長(67)が逆転。5度目の挑戦で初めて総裁に選ばれた。

 党派閥による政治資金規正法違反事件で、麻生派を除く全派閥が解散を決定、あるいは既に解散している。こうした動きがあってから、初めての総裁選で、決選投票に残ったのは、人脈は広くないが、勉強家で論客でもある2人だった。

 長野美郷アナから「派閥なき総裁選になったからですか?」と問われた橋下氏は、「絶対にそうだと思います」と答えた。

 決選投票では、石破氏の215票(議員189票、都道府県26票)に対し、高市氏は194票(議員173票、都道府県21票)という僅差だった。議員票を見ると、石破氏が1回目の46票から143票も伸ばしたのに対し、高市氏は72票から101票増にとどまった。

 橋下氏は「岸田さんがすごいのは、“派閥解消だ”って大号令をかけておきながら、今回、岸田グループ47人でしたっけ?(決選投票では)ごそっとまとまって石破さんのところに行ったと聞いている。岸田さん、派閥解消だと言っていて、自分が一番派閥的な動きをやったという。別に否定をはしませんけど」と笑って話していた。

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