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橋下徹氏 石破茂新総裁にさっそく訴えた政治とカネ対策「言った以上はすぐに廃止にして」

スポニチアネックス 2024年9月27日 22時10分

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が27日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、この日投開票された自民党総裁選で選出された石破茂新総裁(63)の“政治とカネ”の向き合い方について期待を口にした。

 党派閥による政治資金規正法違反事件で、岸田文雄首相が派閥の解散を指示。麻生派を除く全派閥が解散を決定、または既に解散している。

 石破氏は選挙戦の中で、政治とカネについて自身の考える対策に言及。「不記載議員一人一人と向き合い、厳しく反省を求め、ルールを守る倫理観の確立に全力を挙げる」とし、政治資金のルール見直し、ルールを守るための体制確立を掲げた。

 政治とカネの問題について、橋下氏は、「野党、立憲の一番突く攻めどころです」と明言した。一方で、「ただ自民党の人たち、政策活動費という領収書も何も出ない、年間10億を上回る金、岸田政権の時には廃止なんて言ってなかったのに、今回の総裁選になってみんな廃止と言っていました」と、総裁選で改革を声高に叫ぶ候補たちに皮肉を込めながら指摘した。

 そういった選挙戦を踏まえ、橋下氏は「言った以上はすぐに廃止にしてもらいたい」と訴えた。「まず石破さん、政策活動費はすぐ廃止してもらいたい。旧文通費の領収書の公開も、使い道の基準を作れば公開すると言っているので、すぐできるはず。野党は乗っかりますから。まずは政策活動費、旧文通費の改革はすぐにやってもらいたいですね。今国会、臨時国会中にね」と、早急の政治改革を呼びかけていた。

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