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日本ハム・北山 自己最多タイ6勝目へ28日先発 チームは引き分け以上でCS本拠地開催も決定

スポニチアネックス 2024年9月28日 6時2分

 シーズン2位に導く!日本ハム・北山亘基投手(25)が、28日のソフトバンク戦(エスコン)で先発する。自己最多タイの6勝目が懸かる一方で、引き分け以上で2位が確定する。26日に6年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた勢いそのままに、ファーストステージの本拠地開催も決める。

 北山はまだ力を出し切っていない。先発ローテーションで回っていた6月に、左足中指の疲労骨折で一時離脱を経験した。だからこそ、勝負どころの一戦でチームのために右腕を振る覚悟を見せた。

 「まだ自分の感覚的には出し切れていないというか、燃え尽きてない部分がある。日本一に向けて最後までチームのピースになって目標を達成するっていうところが全て」

 26日の楽天戦で勝利し、新庄政権初となる18年以来6年ぶりのCS進出が決定。28日のソフトバンク戦で引き分け以上なら、ファーストSの本拠地開催を決められる。リーグ王者のソフトバンク戦は今季4度目の登板。チームは同戦6連勝中で、勝ち進んだ場合のファイナルSの前哨戦にもなり「相手に嫌なイメージを植え付けられたらいいんじゃないかなと思う」と力を込める。

 白星は8月24日のソフトバンク戦から3試合遠ざかるが、21日のオリックス戦では8回4安打無失点と好投。4試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)と状態もいい。自己最多タイの6勝目を狙うマウンドにもなり「しっかりとまとまりのある内容にしたい」と見据える。

 26日のブルペン投球では建山投手コーチを打席に立たせて、カウントを想定しながら投げ込み、この日は本拠地エスコンフィールドでの投手練習に参加し、キャッチボールや短距離ダッシュなどで汗を流した。「いい準備で(試合に)入れれば、最後までバテずにできる」と北山。見つめるのはCS本拠地開催、その先の日本一だ。(田中 健人)

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