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投手大谷 リハビリは順調 球速約150キロ到達 肘を手術した医師は10月の実戦復帰に反対

スポニチアネックス 2024年9月28日 6時14分

 米ロサンゼルス・タイムズ紙がドジャースの大谷翔平投手(30)の肘を手術したニール・エルトラッシュ医師を取材、大谷が今季のポストシーズンで投げることについて見解を尋ねた。

 エルトラッシュ医師は「肘や肩の手術を受けたばかりの選手が、ポストシーズンで実戦に復帰するのは、あまり良いアイデアではない。この時期にはリハビリ登板を行うためのマイナーリーグの試合がないので、最初の試合がポストシーズンという極めてストレスの強い環境になる。それは、選手にとってもチームにとっても良い考えではない」と否定的な意見を述べた。

 大谷のリハビリはとても順調で、球速はすでに93マイル(約149.7キロ)に達している。あまりに順調なため、リハビリチームが少しペースを抑える必要が出てきているという。

 「彼の球速を少し抑える必要があります。徐々に上げていく必要があるからです」とエルトラッシュ医師。90マイル未満で丁度いいとしている。

 大谷は肘の手術からの2度目の復帰になる。通常、2度目の手術からピークのパフォーマンスに戻れる確率は低下すると言われている。しかしエルトラッシュ医師は大谷は投手に戻ったときも素晴らしいパフォーマンスを発揮すると予測している。

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