ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が27日（日本時間28日）、敵地でのロッキーズ戦の試合前にメディア取材に対応。大谷翔平投手（30）の3冠王獲得にエールを送った。
大谷は26日（同27日）終了時点で53本塁打、126打点はともにナ・リーグトップ。打率・305もリーグ3位で首位打者のアラエス（パドレス）に7厘差まで迫っており、残り3試合で3冠王獲得の可能性を残している。
ロバーツ監督は「3冠王を狙える位置にいる。大谷が出たいと言うなら3試合とも出場するだろう」と残り3試合とも大谷が望むなら全試合出場させると明言。地区優勝を決めた前日26日は第2戦について「様子を見る」と話していたが、偉業達成へ“アシスト”を約束した。
そして「彼は素晴らしいシーズンを過ごしている。これから（達成する可能性のある記録を）達成したいと彼は思ってるはずだし、達成すべきだと思う。3冠王になる可能性、60－60の可能性、60盗塁はしたいだろう」と3冠王だけでなく、前人未踏の60本塁打、60盗塁による「60－60」に向けてエールを送った。
大谷はこの日のロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場する。