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前田健太所属のタイガースがプレーオフ進出決定 8月からの快進撃で10年ぶり

スポニチアネックス 2024年9月28日 10時4分

 ◇ア・リーグ タイガース ― ホワイトソックス(2024年9月27日 デトロイト)

 前田健太投手(36)が所属するア・リーグ中地区のタイガースが10年ぶりのプレーオフ進出を果たした。27日(日本時間28日)に本拠デトロイトで行われたホワイトソックス戦に4-1で勝って6連勝を飾り、今季2試合を残した時点で86勝74敗。ア・リーグのワイルドカードを争う82勝77敗のツインズが残り3試合に勝っても及ばないため、プレーオフ出場が決まった。

 1回に1死二塁、4回に2死一、二塁のチャンスを潰していたタイガースは5回、無死満塁から相手暴投と2番マシュー・ビアリングの犠飛で2点を先制。直後に1点を返されたものの、7回にも1死一、三塁から3番ライリー・グリーンの中堅フェンスを直撃する適時二塁打、さらに暴投で2点を加えた。

 タイガースは2011~14年の地区4連覇後、9年間で勝率5割以上が一度だけと低迷が続いた。AJ・ヒンチ監督4年目の今季も前半戦は負けが込んだものの、8月以降は快進撃。7月に若手との交換で右腕フラーティをドジャースへ、正捕手ケリーをレンジャーズへ放出してチームの活性化を進め、投手では27歳のタリク・スクバルがリーグトップの18勝、防御率2.39をマークしてMLBを代表する左腕へ進化し、打線も23歳のグリーンが24本塁打で主軸に成長した。

 ツインズからFAで今季加入した前田は当初、先発ローテーションの一角を任されたが、7月中旬からリリーフへ配置転換。28試合で3勝6敗、防御率5.93となっている。プレーオフ出場はドジャース、ツインズ時代から通算7度目となる。

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