Infoseek 楽天

ロイヤルズ9年ぶりプレーオフ ツインズ敗戦で進出決定 ア・リーグは出場6チーム出そろう

スポニチアネックス 2024年9月28日 12時6分

 ◇インターリーグ ロイヤルズ ― ブレーブス(2024年9月27日 アトランタ)

 ア・リーグ中地区のロイヤルズがワールドシリーズを制した2015年以来、9年ぶりとなるプレーオフ進出を決めた。27日(日本時間28日)に敵地アトランタでブレーブスに0-3で敗れたものの、ア・リーグのワイルドカードを争うツインズもオリオールズに2-7で完敗。85勝75敗となったロイヤルズが残り2試合に敗れても、82勝78敗のツインズは2連勝しても勝率で及ばないため、プレーオフ出場が決まった。

 ア・リーグは同日、同じ中地区のタイガースも10年ぶりのポストシーズン進出を決めており、プレーオフ出場6チームが出そろった。地区優勝3チームのうち勝率順でヤンキース(東地区)とガーディアンズ(中地区)が10月5日開幕の地区シリーズから登場。西地区優勝のアストロズ、東地区2位のオリオールズ、タイガース、ロイヤルズが同1日開幕のワイルドカードに臨む。

 過去2年地区最下位だったロイヤルズは今季、先発投手陣が整備された。いずれもパドレスからFAとなって加入した34歳右腕のセス・ルーゴが16勝、33歳右腕のマイケル・ワカが13勝をマーク。26歳の左腕コール・ラガンズも11勝を挙げている。

 打線は24歳の若き主砲ボビ-・ウィット・ジュニアが両リーグトップの打率.332、32本塁打、109打点とキャリアハイの成績を残し、オールスター常連捕手のサルバドール・ペレスも27本塁打、104打点と衰えを感じさせない。8月末まで97打点を挙げながら右手親指の負傷で離脱したビニー・パスカンティーノも打撃練習を再開しており、プレーオフには間に合う可能性がある。

この記事の関連ニュース