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友野一希、4回転2本成功で首位発進 新所属の第一住建グループと「五輪まで夢が一致」

スポニチアネックス 2024年9月28日 14時27分

 ◇フィギュアスケート・近畿選手権第2日(2024年9月28日 大阪府立臨海スポーツセンター)

 男子SPが行われ、友野一希(第一住建グループ)が88・76点をマークして首位発進した。

 冒頭で4回転―3回転の連続トーループ、続く4回転サルコーを成功。後半のトリプルアクセルは着氷が乱れたが、アップテンポな曲調に合わせてキレのあるステップなども披露して会場をわかせた。

 「今日は朝からフワフワした状態だったので、なるべくそれが出ないように意識した。ちょっと伸びない演技だと思っていたので、まだ点数が出て良かったなと。ただ、ここまでちょっと上げられたのは自分の中で収穫だった」

 今月24日には、昨季にパートナー契約を締結していた「第一住建グループ」と所属契約を締結したことが発表された。

 「五輪まで、ともに上り詰めていけたら、というような。第一住建さんも“もっともっと成長したい”ということをおっしゃっていたので。五輪まで夢が一致しているのもある」

 26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の出場に向けて、第一住建グループとともに歩み出した友野。今季の決意を問われると「とにかく勝つ。すごく楽しい選手というイメージがあると思うけど、たくさんのメダルはまだ獲れていないし、競技者としてもトップに行けるようになるのがこの1年半の目標」と言葉に力を込めた。

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