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ドラフト候補の慶大・清原Jr.が父清原和博にホームラン届ける「目標の1つとしてプレゼントすると」

スポニチアネックス 2024年9月28日 15時59分

 ◇東京六大学野球秋季リーグ戦第3週第1日1回戦 慶大3―3明大(2024年9月28日 神宮)

  敗色濃厚な9回2死。慶大の清原正吾(4年=慶応)が明大・大川の初球の変化球をフルスイング。豪快にバックスクリーン左にたたき込んで、引き分けに持ち込んだ。それまで3打席2三振と苦しんだが最後の最後で4番の仕事を果たした。

 一塁ベースを回ると渾身のガッツポーズ。何度もこぶしを突き上げ、ベンチに戻ってもお祭り騒ぎ。スタンドでは父・和博氏も息子の一発に周囲からお祝いされ笑顔。プロ志望届を提出してドラフトが注目されるが、この日の本塁打は強烈なアピール弾となった。

(以下は試合後のコメント)

 ――振り返って。

「本当に3打席、情けない結果で終わってしまったので最後4番として役割、仕事をしなきゃなと思って、覚悟を決めて、腹をくくって打席に入りました」

 ――うれしい1号。

「本当に芯でほぼ完璧な当たりでした。(父が観戦する中で)僕が大学で(野球を)始めたときの目標の1つとして、ホームランボールをプレゼントすると、ずっと掲げてきた。本当にやっとですけど、1号出たのはうれしい気持ちです」

◇清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年(平14)8月23日生まれ、東京都出身の22歳。小3から「オール麻布」で野球を始め、中学はバレーボール部、慶応高ではアメリカンフットボール部でタイトエンドとして活躍=写真<上>、提供写真。弟の勝児は慶応(神奈川)で昨夏の日本一に輝くなど2度の甲子園出場。1メートル86、90キロ。右投げ右打ち。

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