◇フィギュアスケート・近畿選手権第2日(2024年9月28日 大阪府立臨海スポーツセンター)
ジュニア女子フリーが行われ、15歳の岡万佑子(木下アカデミー)が106・05点をマークし、合計166・99点で2位となった。
冒頭のルッツ―トーループの連続3回転を着氷。続くダブルアクセル、3回転フリップを決めたが、以降のループで回転が抜け、後半の連続ジャンプでも乱れが生じた。フリーは全体4位というスコアに「ジャンプを失敗したことが悔しい」と振り返った。
6歳でフィギュアスケートを始め、昨季は全日本ジュニアで9位。今年に入って母とともに北海道から京都に引っ越し、木下アカデミー所属となった。その理由は「今までの自分よりレベルアップしたい思いがあった」から。環境を変えてから数カ月が経過し「練習の内容や仕方が違ったので、そういうところでも、こっち(京都)に来て良かった」という。
憧れのスケーターは「カミラ・ワリエワ選手です」と語る岡。柔軟性にあふれた滑りを生かし、京都から高みを目指す。