お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(44)が28日、都内で行われた「TikTok Creator Summit Japan 2024」に出席。縦型ショートドラマ制作で人気のクリエイター集団「ごっこ倶楽部」とトークを展開した。
2015年、デビュー作「火花」で第153回芥川賞を受賞するなど小説家としても活躍する又吉。動画コンテンツは「よく見ます」と文学以外にもアンテナを張る。「ちょっと時間が空いたときに見たり、情報を得たり」するという。
「ごっこ倶楽部」は視聴者を引きつけるため、“ハプニング”をあえて使用していると人気の秘訣を明かすと、又吉は共感。お笑いとの共通点を見つけたようだ。
「コントの大会の1回戦でキャッチボールのネタで、僕が少年、相方サラリーマンの役だった。やっている時に僕の差し歯が抜けて、床を転がったんです。コロンコロンって…」と過去のハプニングを激白。
予想外の展開に「少年の歯はいきなり抜けないじゃないですか。そこが1回戦で一番ウケましたね」と又吉。アドリブでの“僕、大丈夫?”“大丈夫だよ”という掛け合いが笑いを誘い、「差し歯のおかげで1回戦突破できることがありました。あいつ(綾部祐二)が一番笑ってました」と笑いながら語り、会場も笑いに包まれた。