◇セ・リーグ 阪神―ヤクルト(2024年9月28日 神宮)
阪神のビーズリーが、また打球直撃の憂き目に遭った。
2回、先頭の丸山和の強烈なライナーが右臀部(でんぶ)付近を直撃。マウンド上でうつ伏せになるようにして倒れ、打球を拾うことができなかった。トレーナーに付き添われ、1度、ベンチに引き揚げた。
治療後にグラウンドに姿を見せると、大きな拍手に包まれた。1死後のバント処理の際には、痛みを感じさせるような動きを見せた。2死二塁から長岡に中前適時打を打たれ、先制点を許した。さらに西川の四球で一、二塁からサンタナに3ランを浴びた。計4失点とビハインドを背負った。
6日のヤクルト戦でも、西川の投直が右ふくらはぎ付近に直撃。この時は痛みを抱えながら5回を1失点で耐え、7勝目を挙げた。