◇セ・リーグ 巨人8-1広島(2024年9月28日 マツダ)
就任1年目の阿部慎之助監督(45)率いる巨人が前年4位から巻き返し、2020年以来4年ぶり39度目(1リーグ時代を含めると48度目)のリーグ優勝を果たした。敗れたセ球団の監督が巨人の優勝を称えた。
▼阪神・岡田監督 なあ。やっぱり菅野やろ、結局は。菅野で貯金あんだけつくったいうのが大きいよ。そら去年からの一番の違いは菅野の勝ち星と貯金やんか。そこに尽きるよな、結局。
▼DeNA・三浦監督 走攻守全てにおいて高いレベルで隙がなかった。(前任の)原監督のよい点を継承しながら、若手、ベテランをうまく融合させていた。隙を見せない、隙を突く。うちは、まだまだだなと感じた。
▼広島・新井監督 対戦していても強かった。ベテラン、若手、外国人選手がかみ合っている印象を受けた。また、岡本君の存在が大きかった。彼も複数ポジションをやりながら、中心に座っているのが大きかったと思う。
▼ヤクルト・高津監督 いろいろなバリエーションで戦えるバランスの良さを感じた。先発陣は菅野と戸郷の存在が非常に大きかった。阿部新監督になって新しいことにトライして、新しい戦力もチームに刺激を与えていた。
▼中日・立浪監督 (巨人の強さの要因は)先発投手が安定していることだと思う。打線が特別脅威だったというわけではないと思うが、トータルしたらバランスのいいチーム。一人一人の気持ちの入り方も違った。