◇明治安田J1リーグ第32節 湘南3―2鹿島(2024年9月28日 レモンS)
湘南が2点差をひっくり返し、3試合ぶりの白星を挙げた。
前半27分までに2失点。だが前半終了間際にカウンターからFW鈴木章斗が2戦連発となるゴールで反撃すると、後半20分にDF畑大雅、2分後にFW福田翔生の連続ゴールで逆転した。
7試合ぶりの先発起用に応えた福田は「毎試合良い準備をしてきた。いろんな人の人生を背負っている立場。俺が勝たそうと思っていた」と胸を張った。
暫定ながら16位に一つ順位を上げ、降格ラインの18位磐田との差を3に広げる価値ある勝ち点3。鹿島戦は20年7月以来9試合ぶりの勝利となった。山口智監督は「根底のところで負けてはいけないこと、まず戦うことを選手たちが理解してくれた」とイレブンを称えた。