◇セ・リーグ 巨人8－1広島（2024年9月28日 マツダ）
巨人が混戦のセ・リーグを制し、2020年以来4年ぶり39度目（1リーグ時代を含めると48度目）のリーグ優勝を果たした。優勝記者会見後は、恒例のビールかけ祝勝会が行われ、ビール3000本、日本酒樽、19歳の浅野用炭酸水が用意され、選手は勝利の美酒に酔いしれた。
坂本勇人内野手（35）はビールを頭にかぶりながら「最高っす」とひと言。
優勝の瞬間には阿部監督の胴上げの後に涙を流す場面も見られたが、「個人的には苦しいシーズンだったんですけど、現役を一緒にやってる監督や、コーチも多いんで…良かったです」と喜びをかみしめた。
プロ18年目。今季は調子が上がらず、6月末に出場選手登録を抹消されるなど苦しさ、悔しさを味わったシーズンだったが、最後は歓喜で終えた。この日は「5番・三塁」でスタメン出場。6―1と大量リードの9回に、ダメ押しの中前適時打を放つなど2安打1打点で存在感を示した。