◇セ・リーグ 阪神2―7ヤクルト(2024年9月28日 神宮)
アクシデントが響いた。先発・ビーズリーが先発では来日最短2回4安打4失点で降板。0―0の2回に先頭の丸山和が放ったライナー性の打球が右臀部(でんぶ)付近を直撃し、その場に倒れ込んだ。一時はベンチ裏に退きながらも、再びマウンドへ戻った。しかし2死二塁から長岡に先制打を献上し、なおも一、二塁からサンタナに痛恨の3ランを浴びた。
「少なからず(打球直撃の)影響はあった」
今季4戦4勝で“ツバメキラー”ぶりを誇っていたが、不運も重なり初黒星を喫した。チームは神宮で被弾すれば7連敗。先制を許せば21勝42敗3分けと最後まで苦しんだ。
「セ・リーグの優勝は逃しましたけど、日本一の挑戦はまだわからない。そこはもっと頑張っていきたい」と助っ人右腕。足を引きずりながらポストシーズンを見据えた。