J1のFC町田ゼルビアは29日、クラブ公式サイト上で「弊クラブ及び所属選手・スタッフに対する誹謗中傷について」という声明を発表した。
町田は声明の中で「現在、悪意ある誹謗中傷から派生した風評被害によって、クラブとして多大な経済的損失を受けております。また、所属している選手・スタッフとその家族など、個人への精神的な被害はすでに甚大であり、これ以上看過することはできません」と現状を説明。
今後の対応として「SNSへの書き込み等について、一切の証拠を保全すると同時に、随時開示請求を行っていき、しかるべき法的措置を取ってまいります」と方針を示すとともに「この件につきまして、FC町田ゼルビアでは、厳正な処置を取る所存です。ファン・サポーターの皆様におかれましても、節度ある行動をよろしくお願いします」と呼び掛けた。
28日のアウェー広島戦では、町田がロングスローの際にボールを拭くためにタッチライン横に置くタオルをめぐる議論がSNS上で過熱。それ以前にもピッチ内外での選手・スタッフの言動について、多くの意見や批判が集中する状況が続いている。