現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（70）が29日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。大好評対談企画「博満の部屋」の第8回として、古巣中日のマスコット「ドアラ」との対談（筆談）を行った。
落合氏は「オレはドアラが何をしゃべるかテレパシーで分かるもんな。今はこうやって筆談してるけど」と親密ぶりをアピール。「（監督をしていた）当時、2人でよく話したことなんて暴露しちゃったらまずいもんな。2人だけの秘密だよな」と笑った。
落合氏はドアラの気になる話題として契約更改の話題を持ち出した。「毎年、契約更改（交渉に）行ってるけど、何でパンなの？何でお金じゃないの？」と疑問をぶつけた。すると、ドアラは「あれは昔パンを食べて過ごしていたっていうのが続いていて、パンのグラムで契約した方がキャラクターっぽいっていう感じ」と説明。続けて「やめるタイミングは逃したと思う」とぶっちゃけた。
この答えに、落合氏は「そりゃ、そうだよ」と苦笑い。「いつまでもパンしか食べてないのかと思っちゃうじゃない。それでこれだけ活躍しているのに（給料が）上がらないんだろ?」と話すと、ドアラはコレはムズカシイ」と困った様子だった。
落合氏は「球団にパン以外のことも要求したら？」と提案すると、ドアラは「しっかり裏でやってます」とどや顔。さらに「パン以外に何が欲しいの？」と聞かれると「土地と金ですね」と回答。ドアラの裏の顔を引き出した落合氏は「そうだよ。それが正直な答えだよ」と満足げに笑った。
落合氏は「中日新聞は土地をいっぱい持ってるんだから土地をもらえよ。ちょっとでいいから」と提案。すると、ドアラは「ドアラビル建てたいです」と壮大な夢を発表した。「どこに建てるんだよ？」と聞かれると「栄にしましょう」と名古屋の一等地を希望した。「栄でいいのかよ。テレビ塔のところか？何階建て？」と笑う落合氏に、ドアラは「1994ｍ」と回答。背番号にもなっている自身の生まれ年を希望した。
最後には「でも、パンでOK」と書いたドアラ。落合氏が「パンで何グラム、何斤とか想像つかないもん。上がったのか、下がったのかよく分からないもん。毎日パンしか食べてないの？」と話すと、ドアラは「今はごはん派です」と衝撃の答えを出した。
落合氏は「球団もパンしかもらわないドアラはややこしいんじゃないか。月に1回？毎日？年に1回パンもらうの？」と質問攻め。ドアラが「月イチにしています」と答えると「カビ生えねえか？」と話してドアラを笑わせた。ドアラが「冷凍します」と答えると、今度は落合氏が大爆笑した。