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大院大高「ネクスト今坂」のV撃で8強進出、注目の1年生遊撃手に辻盛監督「今坂のコピーです」

スポニチアネックス 2024年9月29日 17時19分

 ◇高校野球秋季大阪大会5回戦 大院大高9―0東大阪大柏原(2024年9月29日 シティ信金)

 春季大阪大会を優勝した大院大高が、東大阪大柏原を9―0の7回コールドで制して準々決勝に進んだ。

 「3番・遊撃」の鶴丸巧磨(1年)が決勝打を含む2安打2打点と躍動した。

 初回1死二塁で先制の右前打を放つと、2回2死二塁では右前へ2打席連続適時打を決めた。

 「1、2打席目で打点を挙げられたのは良かったですが、(6回無死一、二塁の)4打席目で打てなかったので、3番としてまだまだかな…と思います」

 1年生ながら今春近畿大会に背番号19でベンチ入り。背番号5に昇格した今夏の大阪大会では、同志社香里との2回戦に敗れて初戦敗退となった。

 「夏は自分が打てずに負けた。3年生の分も勝つと思って戦っています」

 1年生が先発9人中6人を占め、鶴丸は前チームの主将でプロ注目の今坂幸暉(3年)と同じ「3番・遊撃」を継承している。辻盛英一監督は「(鶴丸は)1年生ながらにチームを引っ張っているし、本人も今坂2世を目指している。性格も抜群にいい。今坂のコピーです」と表現した。

 ◇鶴丸 巧磨(つるまる・たくま)2008年(平20)9月12日生まれ、佐賀県佐賀市出身の16歳。小1から勧興少年野球で野球を始めて捕手。中学では黄城ボーイズに所属。大院大高では1年春に背番号19でベンチ入りし、1年秋から背番号6。50メートル走6秒3、遠投100メートル。1メートル68、71キロ。右投げ左打ち。

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