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大谷翔平50号HR球に入札の日本人社長 大谷に返還へ私案披露 落札時は賛同者と「共同所有」

スポニチアネックス 2024年9月29日 18時7分

 27日に始まった米大リーグ、ドジャースの大谷翔平の50号本塁打のボールの競売に入札しているロコンドの田中裕輔社長が、大谷ファンとの夢プランを披露した。

 28日に105万ドル(約1億4900万円)で入札し、値が上がった29日に120万ドル(約1億7000万円)で再入札したことを自身のX(旧ツイッター)で明かしていた同社長は、「毎日、興奮と感動を与えてくれる大谷選手にボールが戻らなかった事が悲しく、それでも日頃、スポーツ業界にお世話になっている身として何をすべきか考えた結果… 最終的に『大谷選手の手元に戻す』事を目指しています」と競売参加の理由を明かし、「大谷選手自身が『手元にお返し』を望んでいないのでは?というお声をチラホラ頂いていますが、たとえ落札できたとしてもまずは球団経由で大谷選手のご希望を伺って、最大限それに添いたいと考えています」と説明していた。

 29日午後4時39分に更新したXでは、「大谷選手にとってもわたし一人で入札したものよりも皆で買ったもののほうが気楽だと思いますし、皆でお金を出し合ってお返しするほうが喜んで頂ける気がしまして、わたしが落札できましたら以下の共同所有案を考えています」と私案を展開した。

 落札できた場合、その所有権を100万分の1に分割するとし、「別荘の共同所有と同じコンセプトで、手数料諸々込みの落札価格3億円としたら1口300円で共同所有できます」とし、「あくまでボールの所有者は #皆で大谷選手にお返ししたい 団体で、わたしはその団体責任者としてドジャース球団にアプローチ致します」と説明。「大谷選手の手元に戻った段階で皆さんの所有権は自動放棄されます」と続けた。

 「今回の件は売名だろうみたいな声も散見しますが、決してわたし一人でその栄誉が欲しい訳でもなければ変なコネクションを作りを意図している訳でもありません」と売名行為は否定。「ただまだ法令などは要調査なのでまだ内容、変わる可能性ありますし、他にも良いアイデアがあればコメント下さい」としている。

 競売開始時の最低入札額は50万ドル。入札期間は10月16日までとなっており、終了直前に新たな入札があれば入札のたびに30分間延長される。

 50号本塁打ボールをめぐっては、FOX局電子版によると、ドジャース球団側がゲットしたファンに30万ドル(約4320万円)を交換条件に提示したが合意に至らず、争奪戦でボールを捕ったファンは保管する意思を示して帰宅したという。

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