ベルリン・マラソンが29日、ドイツ・ベルリンで行われ、男子の池田耀平（26＝花王）が日本歴代2位となる2時間5分12秒で6位に入った。来年、東京で開催される世界選手権の参加標準記録（2時間6分30秒）も突破した。
池田は日体大時代の21年箱根駅伝で“花の2区”を走り、1時間7分14秒で区間3位（日本人トップ）。マラソンの自己ベストは2時間6分53秒だった。
日本記録は鈴木健吾（富士通）が保持する2時間4分56秒。池田はチームの公式サイトで24年度の目標に「マラソン日本記録」を掲げていた。目標にはわずかに及ばなかったが、ハイレベルなベルリンで好走を見せた。
女子では細田あい（エディオン）が2時間20分31秒で5位、松田瑞生（ダイハツ）が2時間20分42秒で6位に入った。