◇セ・リーグ DeNA―阪神(2024年9月29日 甲子園)
DeNA・東克樹投手(28)が2年連続の最多勝タイトルが事実上消滅した。
CSを争う2位・阪神との直接対決。序盤から打線の援護をもらった東は、1点を返された3回2死二塁で相手主砲・大山をチェンジアップで二ゴロに仕留めるなど踏ん張った。
5回には同点とされたが、打線が6回に3点を挙げて再び勝ち越し。東は5回5安打2失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
ところが、6回には2番手の中川颯が3失点。5番手の伊勢が佐藤輝に逆転の2点三塁打を浴びた。
東は現在13勝。リーグトップの巨人・菅野の15勝に追いつくのは残り試合を考えると絶望的となった。