声優で歌手の内田雄馬が28、29日の両日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで「YUMA UCHIDA LIVE “VS YUMA 001― 内田真礼”」を開催した。実の姉で声優の内田真礼を迎えての対バンライブで、今回のイベントのテーマソング「Chemi－story」を姉弟で歌うなど、2日間で約9000人のファンを魅了した。
会場が暗転し、雄馬と真礼の2人がステージに登場し、この対バンライブのために用意されたテーマソング「Chemi－story」からライブは幕開け。真礼のソロパートでは「内田真礼が先陣をきらせていただきます！弟の雄馬とみなさんを興奮の渦に巻き込んでいきたいと思います！一緒に楽しんでいきましょう！」とあいさつ。代表曲「youthful beautiful」など15曲を披露。姉のステージを終え、満を辞して弟・雄馬が登場。真礼のデビューシングル「創傷イノセンス」のカバーなど15曲を伸びやかに歌い上げる。
アンコールで雄馬は「こんな機会に恵まれるなんて奇跡みたい。姉さんとライブを作れたのが幸せでしたし、自分の音楽を聞いてくれて、ライブに来てくれているみなさんはもちろんなのですが、内田真礼の音楽を聞いている人の顔や声が聞けて、こんなに素敵な人に囲まれているのが知れて弟としてうれしかったです」と2日間を振り返った。最後は2人のコラボシングルに収録されている「BIG LOVE」の作曲を担当したオーイシマサヨシがサプライズ登場。会場が温かい空気に包まれ、2人の初めての姉弟ライブは大盛況で幕を閉じた。
雄馬は12月に武道館ライブの映像作品を発売することと、対バンライブ第2弾として来年3月に歌手の岡崎体育とのライブをすることを発表した。今回のライブは模様は来月6日までオンライン配信で楽しむことができる。