◇セ・リーグ 巨人5－4ヤクルト（2024年9月29日 神宮）
巨人のドラフト1位ルーキー、西舘勇陽投手（22＝中大）が6回から登板し、3回無失点の力投を見せた。
この日、出場選手登録され、8月23日・中日戦（東京D）以来となる1軍登板。3回を投げて1安打6奪三振と好投し、「キャッチャーも山瀬だったんで、2人でファームでやってきたことをそのまま出せたのかなとは思ってます」と振り返った。
前回の1軍登板に比べ「制球面でもちゃんと内外投げ分けもできてましたし、あと変化球でもカウント取るところは取れてると思うのでバランスよく投げられた」と手応え。
前夜の4年ぶりのリーグ優勝は寮の食堂で見届けた。「後半戦はほんと自分なんもできてなかったですし、昨日の優勝する瞬間だったりとか、ビールかけとかやってるところを見ていて、そこに加わりたかったなっていうのがすごい本音っていうか、っていう思いもあった」と悔しさがこみ上げた様子。「これからどうなるかわからないですけど1軍の力になれるように頑張りたい」とCSに向けて、猛アピールを続ける。