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落合福嗣 声優を目指したきっかけは父・博満氏とのひととき「ターミネーターになれるかな?」

スポニチアネックス 2024年9月29日 22時45分

 声優の落合福嗣(37)が、29日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」(日曜後9・00)に出演し、声優を志す意外なきっかけを明かした。

 父は現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)。番組では、2人で父子水入らずの北海道旅を楽しんだ。

 現役時代は試合で家にあまりいなかった落合氏に対し、福嗣は「今だから言うけど結構子供のころは寂しかったなというのはある。1年の半分以上はいないから」と打ち明けた。落合氏も「お前の小さい時は忙しかったからな」と振り返った。

 少年時代の一番の楽しみは、家で父とともに見る映画だったという。「1年に半分以上いない自分のお父さんが、映画というもので自分と時間を共有してくれるというのは、子供心に楽しかった」と明かした。

 「外に行くと周りの人が集まってきて、自分の父親というのは隠れちゃうから。映画だとそれ、なかったもんね。僕が声優という今の仕事にたどり着いた一番のきっかけは、見せてくれた映画だった」

 「何を見せたか覚えてない」と話す落合氏に、福嗣は「ターミネーター」と即答した。同作こそが、福嗣が声優という仕事を知るきっかけだったという。福嗣が「みんな日本語が上手だね」と感心していると、落合氏が「あれは日本人がやってるんだよ。声優さんというお仕事があって、その人に声を当てているんだよ」と返答。福嗣は日本語吹き替え声優という存在を知らなかったといい、「僕も声優さんになったら、ターミネーターになれるかな?」と尋ねたという。

 福嗣は「すごいな。声優ってそいういう仕事があるんだ。なりたいなというのが僕の出発点になっている」と、夢を抱いた瞬間を振り返った。

 福嗣には、父と叶えたい夢があるという。「俺の夢はね、おじいさん(落合氏)のVTRにナレーションというのが目標の一つ。活躍した時に声を入れられるように、もうちょっと活躍して?」。ジョークをまじえながら語ると、落合氏は「何を活躍するの?」と照れていた。

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