Infoseek 楽天

【阪神・岡田監督語録 ペン取材】70試合登板の桐敷に「ここまで来たらタイトル取らせたい」と親心

スポニチアネックス 2024年9月29日 22時56分

 ◇セ・リーグ 阪神7―6DeNA(2024年9月29日 甲子園)

 阪神がV逸ショックを振り払う逆転勝利で2位を確定。来月12日からのCSで甲子園開幕を決めた。4点ビハインドの7回、打者一巡の反撃から最後に佐藤輝の2点三塁打で逆転。桐敷、ゲラの継投で1点差を守り切った岡田監督は70試合登板となった桐敷に「何とかここまで来たらタイトルを取らせたい」と最優秀中継ぎのタイトルへの援護を約束した。以下は一問一答。

 ――1番から5番までみんな打点が付いた。

 「あ、そう?知らんわ(笑い)」

 ――次の目標に向けて切り替えないといけない日にこういうバッティングができた。

 「まあなあ、これ、また才木、東っていうなあ投げ合いにある可能性もあるし、まあ才木2回目やろ、DeNAあんま当たってなかったからな。5回で代えてよかったんやけど、昨日がちょっと後ろようさん使っとったからな。まあでも、あれを反省材料にして、次どっちみち登板がクライマックスになると思うんで」

 ――2位でフィニッシュ。

 「いやいや、DeNAが試合残してるからさ、一つ勝てば大丈夫かなと思ってたんだけど、それは早よ決まった方がこっちもゆっくりできるからそら、あと2試合だけどな、おーん」

 ――桐敷はいろんな場面でいい働きを。

 「いやいや、実質1年目やからな、これはすごい自信になると思うし、なんとかここまで来たらタイトル取らせてあげたいしな、こんだけ投げたわけやからな、それの勲章としてな、やっぱりな」

 ――桐敷は数字もだが、ブルペン陣の中では一番成長した選手。

 「まあ今年成長って、これ今年1年目やからお前、前の成長はそんなないよ。だって20何試合やろ? オールスター明け投げたのは、去年は。そういう意味では1年間な、もうほんとケガなしにね、ほんとなんか、一番投げてるわけやからリリーフ陣では。そらものすごい自信になってくると思うよ、そら」

 ――昨日優勝を逃したが、監督の中では気持ちは切り替わっている。

 「そらもう相手が勝っていったらしゃあない、それは。そんなんは、相手がなあ、いてることやから」

 ――そういう意味では、選手をどう見ていた。

 「いやいやそんなもう、別に勝ち負けよりも普通にだから、そういう感じや。いつもと一緒のあれやで、気持ち的に、なあ。そんな、采配というかな、選手起用にしても、まだまだそのいつも通りのゲームはやらなあかんわけやからな、きっちりしたゲームをな、そんなん、一緒やで。崩したらまたおかしなるやん」

 ――監督は前から野球は7回と言っていたが。

 「そんなん言ってた? 言うてない。7回なあ」

 ――あと1か月野球を。

 「まあ、そらもういつまでになるか分からんけど。1か月長いけど、とにかくまずシーズンあと2試合やけど、対戦相手もどうやろ、まだだいぶ分からへんのかな。早く決まったらそれだけ準備もできるけど。でも1年間やった相手やから、どっちみちね」

 ――順位が決定。あす以降は休ませる選手も。

 「もう今日、ゲラは投げて抹消しようと思ってたし。明日は岩崎投げて抹消するし。別にそんな無理必要ないし。桐敷も…まあ、桐敷はちょっと置いとくわ。向こうの状況もあるからな、桐敷は」

 ――高橋もCSに向けての抹消か。

 「うん、そうそう。3日やったけどな。そんなん、投げる必要ないやろ。そういうことやん」

この記事の関連ニュース