将棋の八大タイトルの一つ、王将戦を主催するスポーツニッポン新聞社と毎日新聞社は9月30日、藤井聡太王将のサイン入り電照布2枚のオークション売上金から手数料や製作費を差し引いた58万2025円を日本将棋連盟に寄付した。
電照布は第73期ALSOK杯王将戦で2度目の防衛を果たした藤井聡太王将の就位式（5月23日開催）で設置された電照布看板の布地（幅1メートル、長さ2メートル）で、就位式当日に藤井王将が「王将 藤井聡太」と直筆サインを書き記した稀少なもの。7月に「Yahoo！オークション」に2週にわたって出品し、1枚目（青色バージョン）は22万1100円で、2枚目（桃色バージョン）は56万2100円（いずれも税込）で落札された。
寄付金は東京、大阪の新将棋会館建設費に充てられる予定。