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川崎宗則 大谷翔平の今季“イチ押し”アーチは15号、そのワケは「160キロの球をバレルゾーンで…」

スポニチアネックス 2024年9月30日 9時7分

 ソフトバンクやメジャーリーグ・マリナーズなどで活躍し、現在はBCリーグ・栃木に所属する川崎宗則内野手(43)が30日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャースの大谷翔平投手(30)についてコメントした。

 大谷は29日(日本時間30日)、シーズン最終戦となる敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数1安打1盗塁でチームの勝利に貢献。ドジャースは両リーグ最多98勝64敗でレギュラーシーズンを締めくくった。

 個人成績は打率・310、54本塁打、130打点、59盗塁。首位打者こそならなかったが、日本選手初のトリプルスリーに加えて本塁打と打点の2冠をほぼ確実にしてドジャース1年目のレギュラーシーズンを終え、初のポストシーズンへ弾みをつけた。

 川崎は、今季の54本塁打の中での“イチ押し”アーチとして、6月5日(日本時間同6日)のパイレーツ戦での22歳のルーキー、ポール・スキーンズ投手から放った中越えの15号2ランを紹介。最速164キロのスキーンズに対し、第1打席は3球三振を喫したが、3回の第2打席で100・1マイル(約161・1キロ)の剛球を打ち砕いた。大谷にとって100マイル超の投球を本塁打するのは初めてだった。

 “イチ押し”にした理由については「160キロの球は普通のメジャーリーガーでもボールの下を叩いてしまう。でも翔平さんは当てるだけではなく、バレルゾーンという1番ホームランが出やすい角度で叩いた。225本打っているけど、100マイルのは少ないと思う。本人の今までのスイングのメカニズムがバチンと合った」と説明。「この本塁打くらいからかなり自信を持って打席に入れるようになったんだと思う」と話した。

 「バレルゾーン」とは、長打が出やすい打球角度と打球速度の範囲で、打球速度が約158キロ以上で打球角度26~30度とされる。

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